スポーツ医学検定とは

スポーツ医学検定とは

一般の人を対象にした、身体のことやスポーツによるケガの知識を問う検定試験です。
本検定で得られた知識を、①ケガの予防、②ケガからの競技復帰、③競技力の向上、に活かせます。

こんな方におすすめ

スポーツ指導者や部活の顧問の先生

各スポーツ競技に関する専門家でも、身体のこと・ケガのことを十分理解している指導者はまだ少ないのが現状です。指導者が系統だった知識を身につければ、選手のケガの減少および安全性の確保につながり、そして選手やチームの競技力向上に結びつきます。

スポーツ選手の保護者

過度なランニングや投球動作などで痛みを感じても、コーチや監督に言い出せない子供が多くいます。この時、最初に相談する相手は親であり、自分の経験に基づくアドバイスや医療機関を受診する判断をしますが、最低限の知識を持っておくことは大切です。

アスリート自身

スポーツに夢中の時、誰でも練習やトレーニングの努力を惜しみませんが、過度にやり過ぎてケガをしては意味がありません。競技人生の長いトップアスリートは、身体やケガのことを自分で勉強しています。まずはアスリート自身が身体のことを勉強しましょう。

スポーツのメディカルに関わる人

スポーツのメディカルに関わる人は、裏方でアスリートを支え、スポーツに貢献したいと考えている人です。日々、進歩するスポーツ医学の知識の整理に役立てください。また、将来スポーツのメディカルに関わる仕事を目指す人は、勉強のきっかけにして下さい。

各級の位置づけ

  • 身体やスポーツのケガの最も基本的な知識が問われます。スポーツ医学に初めて触れる人は、ここから目指しましょう。(こんな方におすすめ:スポーツ選手自身、成長期の選手の保護者、部活のマネージャー)

  • 身体やスポーツのケガのより詳しくより広い知識が問われます。スポーツを指導する人はここを目指しましょう。(こんな方におすすめ:スポーツ指導者、部活の顧問、スポーツ系/体育系の学生)

  • 身体やスポーツのケガの専門的な知識が問われます。スポーツメディカルに関わる人はここを目指しましょう。(こんな方におすすめ:スポーツメディカルに関わる人・関わりたいと思っている人)

問題の作成について

問題は、スポーツ医学の専門家による委員会により作成されます。また作成委員とは異なるメンバーで構成される委員会により、医学的妥当性や難易度などの評価を行います。問題に関するすべての責任は、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構にあります。